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「楽なレースにならないことは確か」/フェラーリ、イタリアGPプレビュー

2014年09月05日(金)12:35 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが、モンツァ・サーキットで行われるF1第13戦イタリアGP(9月7日決勝)に向けて意気込みを語った。

【画像】F1イタリアGPの美女たち

■フェルナンド・アロンソ「すごく厳しいレースになる」
「ティフォシたちの前でのレースは、もちろん僕たちにとって1年の中でも非常に大切なレースになる。日曜日には彼らのためにいい結果を残したいと思うけれど、過去4年間での結果を出すのはすごく難しいだろうし、今年は僕たちにとってすごく厳しいレースのひとつになるだろうね」

「ハンガリーでは競争力が増したという兆候があったし、スパではキミがもう少しで表彰台に手が届くところまで行っていた。でも、楽なレースにはならないよ。トップチームのドライバーたちが何かミスをしてくれるとか、何かいつもとは違うことが起こらない限りね」

「僕たちは自分たちのレースに集中する必要があるし、週末を通じて全力を尽くしていく必要がある。スパやハンガリーの予選でやったようにね。モンツァでは絶対にミスが許されないんだ」

■キミ・ライコネン「ここでもいいレースができるはず」
「スパ以前のレースでは、始まる前にはほとんど問題ないと感じていたけれど、常に何かが起こっていた。ほかのドライバーにぶつけられたり、ほかにも小さな問題が起こったりしていたよ。そういう問題を抱えてしまうと、いい結果を残すことがすごく難しくなるんだ。ベルギーは、多分全く何の問題もなくレースができたのは今季はあれが初めてだっただろうし、少しはいい結果も残せた。ここでもいいレースができると思うよ。問題のない週末を送る必要があるし、金曜日には通常のプログラムで始めることになる」

「ここでのレースは少しばかり難しいものになると思っている。僕たちはストレートでのスピードが少し欠けているからね。予選ではそれほどでもないけれど、決勝ではそれが大きく不利になるんだ。スパでもそうなると思っていたんだけれど、実際には驚くほどいい結果になった。だからここでも同じようなことになればいいね。でも、まずは明日どうなるか様子を見る必要がある。難しいレースになるはずだけど、その予想が間違っていることを期待しているよ!」

「(最終コーナーのパラボリカは)かなりの高速コーナーだし、最後の部分で大きく膨らんでしまいやすいんだ。グラベルだけだと大きな事故につながることもあるから、舗装されたことでそれがだいぶ改善されると思う。でも、もし4輪とも白線の外にはみ出してしまったときには、それによってアドバンテージを得たんじゃないかという苦情も出てくるんじゃないかな。でも、今までよりはいいと思うよ。もしコースオフしたとしても、その1ラップを棒に振るだけだから、順位を下げることにはなるかもしれないけれど、それによってフリー走行や予選、そしてレースが終わってしまうことにはならないからね。だから、これについては2通りの見方ができると思う」

「僕たちが目指すのはリーダーたちに近づくことだ。今僕たちはチームとして本来あるべき位置にいないし、そのために懸命に頑張っているよ。今年中にそうできなければ、来年も引き続きそれを目標にするよ。今から今シーズンの終わりまでの間に大きな飛躍を遂げることは難しいだろうからね。僕たちは少しずつ改善を続けているし、今季の終盤には表彰台争いに加わることができればと期待している」

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