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ドライバー移籍市場の鍵を握るのは誰?

2014年09月05日(金)20:26 pm

2014年シーズンも後半戦に入り、F1イタリアGP(7日決勝)を前に、ドライバーの移籍をめぐる話題が熱を帯びてきた。

■鍵はアロンソ、と話すグロージャン

トップの3チーム、フェラーリ、メルセデスAMG、レッドブルのドライバーは、いずれも契約がまだ残っている。

しかし、移籍をねらっているロマン・グロージャン(ロータス)は、ドライバー市場の「鍵」はフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)だと話した。

これについて今季で契約が切れるジェンソン・バトン(マクラーレン)はこう話している。

「彼(アロンソ)が鍵だとはあまり思わないな」

「鍵は、マクラーレンのドライバー2人だと思うよ」

■ベッテルとマクラーレンのうわさ

2015年からF1復帰のホンダエンジンを搭載するマクラーレンは、トップドライバー獲得に向けて動いていると言われ、特に現チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)について、マクラーレンが多額のオファーをしたとうわさされている。

ベッテル本人もオファーがあったことは否定しなかった。

「僕が接触を受けたのは、この数年間で初めてのことではないよ。もちろんいいことだよね。でも、それを話すのは僕のスタイルじゃない」

「スパ(第12戦ベルギーGP)では、僕が1億5000万ポンド(約257億円)の3年契約にサインしたという話を木曜に聞いたよ。実は、ペンはどこだと聞いていたのに、誰も持って戻ってきてくれなかったんだよね!」とベッテルはジョークを飛ばしている。

■フォース・インディアの動向

中堅チームでは、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは残留について「そうなると思っていいだろう」とドイツのメディアに認めている。

「今座っている場所はすごく居心地がいいよ」

「頭痛のタネはまったくないね」

一方、チームメートのセルジオ・ペレスは違うようだ。カザフスタンの支援を受けているスペイン人のダニエル・ジュンカデラがシートをねらっている。

ジュンカデラについて聞かれたペレスは、「新聞記事を読んだだけだ」と答えている。

「心配はしていないよ。マクラーレンにいた1年前とは違う。今のほうが意思決定に大きくかかわっているし、フォース・インディアの居心地はいい」

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