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「捲土重来を期す」/メルセデスAMG、イタリアGPプレビュー

2014年09月02日(火)7:06 am

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、モンツァ・サーキットで行われるF1第13戦イタリアGP(9月7日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ルイス・ハミルトン「タイトル争いはこれから」
「イタリアGPは僕にとって取り分け思い出深いレースだ。話は僕がまだ駆け出しのころにさかのぼる。僕のころは、カートの選手権レースが何度もイタリアで開かれていてね。ニコ(ロズベルグ)と出会ったのもイタリアだよ。そこから僕らのライバル関係が始まったんだ」

「モンツァはほんとうに伝統のあるサーキットだ。ここで勝つと、実に特別な気分になる。2012年に味わったその気分を、ぜひ2014年で再現したいよ。昨年はとても厳しいレースだった。でも、今年はすばらしいマシンを手にしている。前年の借りを返す自信はあるよ」

「モンツァでのレースで何が好きって、やっぱり観客だね。彼らはモータースポーツへの情熱が違う。サーキットのにぎわいは、信じられないよ。特に表彰台はすさまじい。ぜひエキサイティングなレースで声援に応えたいね。今週末の目標はもちろん、F1ドライバーズ世界選手権で広がっている差を縮めることだ。今シーズン、これほど離されたことはないので、これから相当がんばらないと。でも、F1は何が起こるか分からないスポーツだ。最終戦アブダビGPのチェッカーフラッグが振られるまで、僕はあきらめない。それまでに、多くのポイントを得るチャンスが残されている。タイトル争いは、まだまだ終わらせないよ」

■ニコ・ロズベルグ「できるだけ多くのポイントを」
「いつも行くのが楽しみなレース、それがモンツァだ。サーキットの歴史がすばらしいし、ティフォシと呼ばれるファンたちが、ものすごい雰囲気を演出してくれる」

「モンツァでは、過去あまりツキがないんだ。特に2011年は第一コーナーを通過する前に終わってしまったからね!でも今年は事情が違う。マシンが素晴らしいんだ。そのうえメルセデス・ベンツ・ハイブリッド・パワーユニットの存在は大きい。好結果をあげる自信があるよ」

「選手権は、まだこれからどうなるか分からない。アブダビGPでは二倍のポイントが与えられるから、どんなシナリオもあり得るよ。僕としては、残り7戦でできるだけポイントを稼ぐことに集中する。チームも同じ気持ちだ。まずは今週末のレースをいただこうじゃないか」

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