フォース・インディアの会長兼チーム代表であるビジェイ・マリヤが母国インドにおいて非常に深刻な状況に陥っている。
自らが立ち上げたキングフィッシャー航空が運行再開のめども立たないという状態に陥っている中、かつて億万長者と呼ばれたマリヤは、今ではインドの国立銀行であるユナイテッド・バンク・オブ・インディアの民間貸付部門から「意図的債務不履行者」であるとの宣言を受ける事態となっている。
インドの『Telegraph(テレグラフ)』紙が報じたところによれば、このことにより、マリヤは関係企業の取締役の地位を失うとともに、今後はインドの銀行から借り入れを行うことができなくなるだろうという。
『Telegraph(テレグラフ)』には、内部関係者による次のようなコメントが引用されている。
「彼らが取締役を務める会社はすべて影響を受けるだろう。案としては、彼らを財務部門から締め出すしかない」