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メルセデスAMG、緊急会議開く。ロズベルグが声明を発表

2014年08月29日(金)22:54 pm

29日(金)、メルセデスAMGはチーム本部に緊急会議を招集。終了後、以下の声明を出した。また、ロズベルグも自身のフェースブックでドイツ語と英語の声明を発表した。

■メルセデスAMGの声明

F1第12戦ベルギーGPで起きた一連の出来ごとを話し合うため、トト・ヴォルフ、パディ・ロウ、ニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトンの四名は29日(金)、英ブラックリーにあるメルセデスAMGペトロナス本拠地の会議室に集合した。

席上ロズベルグは、ベルギーGP決勝2周めの接触について責任を認め、判断に誤りがあったとして謝罪した。

これを受けてチームは、適切な懲罰的措置を講じた。

これからもメルセデス・ベンツは、激しくも公平なレースを心がける。それが世界選手権獲得の正しい道だからだ。チームにもファンにも、ひいてはF1にもよいことだ。

ルイスもニコも、チーム規則の第一項を理解し、受け入れている。チームの二台がコース上で接触することがあってはならないというルールだ。

彼らには、このような事故が再び起きたら、こんどは容赦しないと通告した。しかしニコもルイスも、われわれのドライバーだ。彼らを信じている。

2014年F1世界選手権で、ふたりは今のまま自由にレースを続ける。

■ロズベルグの声明

スパでのF1ベルギーGP後、私はレース中の出来ごとを何度も反すうし、チームとも話し合ってきた。

起きたことへの後悔はすでに表明済みだが、本日(29日)、トト(ヴォルフ)、パディ(ロウ)、そしてルイス(ハミルトン)と改めてミーティングを行った。これを受け、従来から一歩踏み込んで自分の判断に誤りがあったことをここに認めたい。

衝突を起こしてはならない、これがチームメートとしての規則その一だ。ところが、まさにそれが起こってしまった。

判断の誤りについて、私はルイスとチームに謝罪する。そして、F1ベルギーGPで首位攻防の興味をそがれたファンの皆さんにもお詫び申し上げたい。

いかに戦い合うか、ルイスも私も明確な指示を与えられた。

ドライバーとして私たちは、チーム、F1ファン、パートナー各社、そしてメルセデス・ベンツに対して、クリーンなレースを行う責任がある。私たちは、この責任をとても重く受け止めている。

私は、最終戦アブダビGPの最終ラップに至るまでサーキットの内外で激しくフェアな戦いを繰り広げながら、今季を締めくくることを期待している。

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