「ドライのほうがいいレースになる」／マクラーレン、F1ベルギーGP2日目
F1ベルギーGP2日目を終え、マクラーレンのケビン・マグヌッセンとジェンソン・バトンが次のようにコメントした。
■ケビン・マグヌッセン「素晴らしい結果でもないけど、悪くもない」
フリー3／12番手
予選／7番手
「今日のコンディションはすごく難しかった。実際、もう少しでQ2進出を逃すところだったよ。最初の周回のときにターン1で両方のフロントタイヤにフラットスポットを作ってしまったんだ。そのため強いアンダーステアが発生してしまい、攻めの走りができなかった。でも、それにもかかわらず、なんとかQ1突破は果たせたから問題なかったけどね」
「その後はQ2も突破できたし、Q3でもかなりうまく行ったよ。速いラップを刻むことができたし、クルマの感触もよかった。7番手というのはそれほど素晴らしい結果ではないけれど、明日の決勝をスタートする上ではそれほど悪い位置でもないよ」
「ここで走ることがどれほど好きかということをあまり大げさに言うことはできない。どんなレースカーであれ、このサーキットで走るのは本当に素晴らしいよ。ものすごく楽しいんだ。明日はここへ来た目的を達成できることを期待している。つまり、いい結果を残してポイントをたくさん取るということをね。明日の決勝はドライになればいいな」
■ジェンソン・バトン「タイヤをロックさせて終わってしまった」
フリー3／8番手
予選／10番手
「Q3での走行はかなりよかったよ。でも、新しいインターミディエイトを履いての2度目の走行のときには路面も少し乾き始めていて、丘の頂上のところでロックさせてしまったんだ。ロックさせてしまえばそれまでだからね。僕はまっすぐに進んでしまい、その周回はそれで終わってしまったよ」
「僕は続けて走ろうとしたけれど、すでに1.5秒も遅れていたから、それを取り戻すことはできなかった。あのときは望むようなラップタイムが刻めるはずの走りができていたんだけどね。でもそうすることができなくて残念だった」
「明日については、ドライになるほうがいいね。ウエットになるとここはいつもすごくめちゃくちゃになるんだ。とりわけオー・ルージュではね。実際問題、もしウエットになれば1周を終えるとかなり恐ろしいことになる。だから、さっきも言ったようにドライになって欲しいね。実際、ドライのほうがいいレースになると思うよ」
