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エクレストン、まだあった和解交渉

2014年08月23日(土)6:40 am

バーニー・エクレストンには、まだ解決しなければいけない問題がある。交渉、そして訴訟もだ。

ドイツにおける贈賄罪の裁判で、1億ドル(約103億9,000万円)を支払うことで最近、和解が成立したエクレストンだが、他にもまだ法のトラブルを抱えている。そのひとつは在ミュンヘンの州立銀行バイエルンLBで、彼が提示した和解金2,500万ユーロ(約34億3,900万円)は却下されている。

だが同銀行のヨハネス・ヨーク・リーグラーCEOは21日(木)、もし「金額が適切なら、当行は(和解の)扉を閉ざすものではない」と発言した。

同じ贈収賄事件を巡っては、いちど損害賠償請求を棄却された前のF1株主、コンスタンティン・メディエン社も、まだ争う姿勢をみせている。

「コンスタンティンは、同社に損害を与えた責任を有する者を相手取って、イギリスとドイツの両国であらゆる法的救済を求めていく」と、原告側の弁護士キース・オリバーはイギリス『Guardian(ガーディアン)』紙に語った。

しかし、負ければF1 CEO辞職に追い込まれるところだった裁判は終わり、エクレストンの関心はF1以外に向いていない。

今は2015年カレンダーの取りまとめで忙しい。その理由のひとつが、復帰が果たせていないインドGPだ。

「われわれは今2016年を目指している。それまでに税金の問題も片付いてくれればいいのだが」と、エクレストンはインド『PTI通信』に話している。

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