「天候の変化も想定しておく必要がある」／メルセデスAMG、F1ベルギーGP1日目
F1ベルギーGP1日目を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが次のようにコメントした。
【結果】F1第12戦ベルギーGPフリー走行1回目の順位、タイム差
■ルイス・ハミルトン「天候によっては大変なレースになる」
フリー1／2番手
フリー2／トップ
「またクルマに戻ってこられてうれしいし、今日の感触はよかったよ。午前中はそれほど強さを示せなかったけれど、午後には明らかに進歩できた。今日はどちらのセッションもずっとドライだったけれど、明日はウエットになるって予報だ。だから今日は決勝前に最後にドライで走るチャンスだったから、なるべく多く走ることが重要だった」
「ここではこれまで何度も雨に見舞われているし、すごく複雑な状況にもなりやすいんだ。あるところではウエット、それ以外のところはドライといった具合にね。目線はほぼ地上すれすれだから、上から見下ろしたときみたいにどこがぬれていてどこが乾いているかなんて見えないんだよ。だからグリップのあるところを選んで走るのは本当に難しくなる。でもそれがすごく楽しいことでもあるんだけどね」
「今日一番まずかったのは、ALSチャリティーの氷水をかぶったときだね。そのとき僕はレーシングスーツを着ていたんだ。だから、氷水はかなり冷たかったけれど、僕はそれほど感じなかったんだ。だから、その埋め合わせにもう一度やらないといけないと思っているんだ」
■ニコ・ロズベルグ「もっとストレートスピードを伸ばす必要がある」
フリー1／トップ
フリー2／2番手
「スパに戻ってこられて本当にうれしい。素晴らしいサーキットだよ。流れが素晴らしいし、今年はダウンフォースが少なくなっているからオー・ルージュも難しくなっている。本当に慎重に行かないとならないし、摩耗したタイヤでこの独特なコーナーを全開で走り抜けるのは厳しかったよ」
「また僕たちのクルマが最速みたいだね。でも、ここではほかのサーキットとは少し違うね。いくつかのチームはもっと接近してきているみたいだし、僕たちももう少しストレートでのスピードを向上させるよう取り組む必要がある。明日ばっちり決められるように、いつもと同様に夜を徹（てっ）して今日学んだことすべてを分析することになる」
「今週最も興味深い挑戦となるのは、1周での速さと決勝での長い距離を走ることの適切な妥協点を見いだすことだ。明日雨になったらとりわけそれが重要になるし、現時点での予報ではドライとウエットが混在するような状況もあり得るからね」
