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チルトン、FP2で急きょマルシャにカムバック

2014年08月23日(土)15:18 pm

21日(木)、F1第12戦ベルギーGPで正規ドライバーのマックス・チルトンに代えてアレクサンダー・ロッシの起用を発表したマルシャ。ところが、初日午前のフリー走行1回めにロッシを走らせただけで、その後すぐに降ろしてしまった。

午後の2回めは、正規ドライバーのマックス・チルトンが再び搭乗している。

チルトンも木曜日、ロッシに席を譲るといってマルシャのシートを明け渡したばかりだった。チルトンは、このまま土曜日の予選と翌日の決勝を走るとみられる。

もともとチルトンとロッシを交代させた理由をマルシャは、「契約上の問題」としていた。

F1の公式ウェブサイトでは、次のような説明が掲載されている。「金曜日午前、チームは今週末のドライバーを正式にロッシからチルトンへ戻した。以上の変更要請は審査委員会が承認したものである」

FP1でロッシはチームのエースドライバー、ジュール・ビアンキから0.45秒差の1分57秒232と健闘。FP2に復帰したチルトンは、このセッションで16番手のビアンキに対し、1秒264後方の20番手だった。

FP1でマシンを降りたロッシは、次のようにコメントしている。「レースできないのは残念だが、いずれにしろベルギー入りするまで、まさか自分が乗れるとは思わなかった。レースドライバーである以上、実戦を走れる機会はいつでも歓迎だが、同時に、必要とされる任務をまっとうするのはチームの一員として当然だ。ここは前向きに考えて、一回のフリー走行を楽しめてよかった」

「今回はじめてMR03に乗ったが、自分のパフォーマンスに満足だし、すっかりマシンにも慣れた。チームが僕の実力に注目してくれたら嬉しい。彼らも僕の上達ぶりやフィードバックの内容を喜んでくれているようだ。これからまたFP1で走行の機会があるよう期待する」

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