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レッドブル、電動モーターでピットストップ練習

2014年08月22日(金)8:16 am

今週末のF1第12戦ベルギーGPに向けてスパ・フランコルシャンで準備中のレッドブルは20日(水)、フル電動のF1マシンを試していた。複数の報道機関が報じたものだ。

ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』、イタリア『Autosprint(オートスプリント)』両誌によると、問題のプロトタイプは、昨年型RB9に2014年仕様のノーズコーンを取り付けたものだという。

このマシンで目新しいのは、動力だ。完全に電動のマシンが俗に「box(ボックス)」と呼ばれるピットレーン上の停止位置を出たり入ったりして、メカニックたちがピットストップ練習を行うのである。

いちど練習を終えると、コックピットに陣取ったメカニックは、あるボタンを押す。車両が後進する際の警報である。やがてマシンは後退し、次の練習に備える。以上が『Autosprint(オートスプリント)』のアルベルト・アントニーニ記者の報告だ。

「これぞ新しいフォーミュラEだ」と冗談をいうメカニックについて伝えるのは、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』のトビアス・グルナー記者。

グルナーは、レッドブルのピットストップ練習を感心した様子で見守る関係者の中に、FIA(国際自動車連盟)技術代表ジョー・バウアーの姿があるのを見逃さなかった。

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