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「今年のフェラーリにとっては厳しいサーキット」/フェラーリ、ベルギーGPプレビュー

2014年08月22日(金)13:53 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われるF1第12戦ベルギーGP(8月24日決勝)を前に、今後に向けた意気込みを語った。

【画像】F1ベルギーGPの美女たち

■フェルナンド・アロンソ「ランキング3位を目指してリカルドと戦いたい」
「実際のところ、僕たちはここ数年かなり積極的な取り組みを続けてきていると思う。例えば、2012年以降はフロントにプルロッド式サスペンションを導入しているし、リアの排気システムにも新たな概念を取りいれている。僕たちは、より強いチームとなるために、新たなアイデアのもとにクルマやファクトリーの施設を改善し続ける必要がある」

「最近行われた組織変更は僕たち自身がもっと競争力のある強いチームとなるためのものだ。だから、もしチームが誰かを入れ替えたとすれば、それは新たな人物のほうがもっとうまくやれると感じられるためだ。パワーユニットの開発は凍結されているけれど、来年からはパワーユニットからさらなる可能性を引き出す必要がある。現時点ではいくつかのライバルチームに対してパフォーマンスで劣っているからね。新たに登用された人たちが、さらなる馬力アップを実現してくれることを願っているよ」

「ウィリアムズとの戦いは最後まで続くと思っている。今回のスパと次回のモンツァの2レースは彼らのほうが有利になるはずだ。だから僕たちも多くのポイント獲得を目指さなくてはならない。ドライバーランキングに関して言えば、リカルド(ダニエル・リカルド/レッドブル)と争って、3位で終えることができればいいと思っている。でも、それはかなり大変な目標だけどね」

■キミ・ライコネン「スパでは楽なレースにはならないだろう」
「(現在のクルマは)以前のものよりはある意味で遅くなっているね。F1で戦うなら、かつてと同じくらい速いクルマにするために可能なことは何でもやりたいと思うよ。でも、もちろん今はルールも変わっているし、それはクルマのスピードをさげながらも見せ場をもっと多くするためだ」

「僕は、以前のクルマのほうが見た目もよかったと思うし、運転ももっと難しかった。ある意味では今よりも楽しかったね。一方で、追い抜きは今のほうが増えているかもしれない。でも、昔のクルマでレースをできればうれしいだろうと思うこともときどきあるよ」

「(最後にスパで優勝を飾った2009年は)あのとき、僕たちはKERS(エネルギー回生システム)を使っていたチームのひとつだった。それがスパでは役に立ったよ。今年は全体的にいい週末になることを期待しているし、いいレースをしたいと思っている。そうすればここから改善を始められるからね」

「でも、こことモンツァ(次戦イタリアGP)は僕たちにとっては楽なサーキットではないと思う。僕たちにはストレートでのスピードが足りないけれど、それがこのサーキットや次のモンツァでもすごく重要なんだ。僕たちはシーズン終盤にはよくなるはずだと思っている。過去2レースではクルマの感触もかなりよくなってきていたからね」

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