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セルゲイ・シロトキン、ロシアGPで金曜フリー走行を担当する「可能性は高い」

ザウバーでテストドライバーを務めるロシア人若手ドライバーのセルゲイ・シロトキンが、今年初開催が予定されているF1ロシアGP（10月12日決勝）で金曜フリー走行を担当する可能性があると語った。

昨年、財政難に陥ったザウバーがロシアの企業グループと救済契約を締結したと報じられたとき、その契約にはシロトキンのF1デビューが条件として盛り込まれているとされていた。その時点では片足がザウバーのコックピットに収まったかのように思われたシロトキンだが、最近ではその可能性が遠のいたことが明らかとなっていた。

今週、シロトキンはロシアのスポーツ専門テレビチャンネルである『Russia 2（ロシア2）』に「僕はテストドライバーに過ぎない」と語ったものの、その後次のように続けた。

「バーレーンで行ったテストで（F1出走に必要な）スーパーライセンスも取ったから、ソチでは金曜日に運転する可能性がすごく高いよ。最悪でも、チームに帯同することになるだろうね」

「僕にとっては重要なことだよ。経験を得るためにね」

そう語ったシロトキンは、次のように付け加えた。

「来年に向けてはいくつかの選択肢があるし、そのために懸命に頑張っているところさ。そのうちひとつはうまく行くはずだと思っているよ」