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ケータハム、可夢偉に代えてロッテラーのベルギーGP出走を発表

2014年08月20日(水)21:42 pm

ケータハムはF1第12戦ベルギーGPに先立って、以下の声明を発表した。

アンドレ・ロッテラーは、ケータハムF1チームからF1第12戦ベルギーGPに出場する。新たに経験豊富なドライバーが三日間、マシンに搭乗することにより、チームが得るメリットは大きい。ロッテラーのフィードバックは、さらなるマシン性能向上に寄与するだろう。スパ・フランコルシャンでは天候が結果を大きく左右する。その点ロッテラーは、移り変わりの激しいコンディションでもレース経験が豊富だ。

ロッテラーは小林可夢偉に代わってベルギーGPに出る。なお、小林は今もメンバーとしてチームに留まっている。

ロッテラーはドイツ、デュイスブルク出身。わずか2才でベルギーに転居。スパ・フランコルシャンからわずか150kmのところにあるニヴェルで育った。レースデビューは1990年代のはじめ。ドイツとイギリス両F3選手権で活躍後、2002年にジャガー・レーシング(現レッドブル)のテストドライバーに指名された。

一年後、日本に活動の場を移し、フォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)およびスーパーGTで目覚ましい走りを見せる。特にスーパーGTでは2006年と2009年にタイトルを獲得。耐久レースに進出したのは2009年だ。ルマンとニュルブルクリンク、ふたつの24時間レースに出場した。両レースでの走りが高く評価されて、2010年にワークスのアウディ・シュポルト・チームに迎えられ、同年のルマン24時間に参戦。これまでに2011、2012、2014年の三回、優勝を飾っている。また、2011年にはフォーミュラ・ニッポンの選手権を制覇。2012年からは、アウディに乗ってFIA世界耐久選手権に参戦している。

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