F1ベルギーGP(24日決勝)の開幕まであと3日となっているが、ここへきてケータハムでは小林可夢偉に代えてドイツ人ドライバーのアンドレ・ロッテラーを起用するのではないかとのうわさが大きくささやかれている。
32歳のロッテラーは、2011年にフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンとなったのを始め、今年もスーパーフォーミュラで現在ランキング2番手の活躍をみせるなど、日本でもおなじみのドライバーだ。ル・マン・シリーズでもアウディでドライブしていることで知られるロッテラーだが、数年前にル・マン24時間レースにデビューを飾ったときに所属していたのが、「アドバイザー」という肩書ながら、実質的には現在のケータハムの最高責任者であるコリン・コレスのチームだった。
ロッテラーは、すでにリーフィールドにあるケータハムのファクトリーを訪ねたところが目撃されており、伝えられるところによれば、その訪問の目的はシート合わせのためだったという。
こうしたうわさが駆け巡る中、可夢偉は19日(火)に約15万人に及ぶフォロワーに向け、ツイッターに「今週末のベルギーGPに向けての準備はバッチリ」だとつぶやき、「あとはポイントを取るだけです」と力強いコメントを付け加えている。