前フォース・インディアのポール・ディ・レスタが本気でF1復帰を狙っている。
現在28才のスコットランド人ディ・レスタは昨年、フォース・インディアのシートを失い、今季は古巣メルセデス・ベンツからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に復帰した。
メルセデスAMGでルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの控えに回る話もあったが、今はDTMで成績向上を目指している。
「(DTMに)復帰した当初、すぐトップ争いできるものと思っていたが、考えが甘かった。とてもじゃないが現状に満足できない」と、元DTMチャンピオンのディ・レスタ。
「2015年の計画をここで話すのは、まだ早い。しかし、DTMでもっといい結果を出し、できる限りメルセデスの助けになろうと身を粉にして働いている」と、地元スコットランド『Herald(ヘラルド)』紙に話すディ・レスタ。
「とはいえ、またF1を運転できると前向きに考えているんだ。ていうか、このまま終わってたまるかって心境だよ」
「決定権こそないが、安定して好成績を上げてきた僕のことだから、今後さらに上積みできるものと確信している」と話すディ・レスタだった。