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ミハエル・シューマッハの医療記録盗難事件の容疑者が自殺

2014年08月07日(木)16:01 pm

昨年末のスキー事故以来6か月以上にわたってこん睡状態に陥っていた元F1ドライバー、ミハエル・シューマッハの医療記録が盗難に遭い、それがメディアに対して売りに出されるという事件が6月に発生していたが、この事件の容疑者が拘留されていたスイス警察の拘置所内で自殺したことが明らかとなった。

チューリッヒの検察当局によれば、この人物は、当初シューマッハをグルノーブルの病院からローザンヌのリハビリ施設へ移送する仕事を打診されていたスイスの救急ヘリコプター運営会社「レガ」の取締役だという。

この人物は、5日(火)に行われた取り調べでは一切の容疑を否認していたものの、翌日の6日(水)に予定されていた尋問を前に拘置所内で首をつって死亡しているのが発見されたと報じられている。

ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、シューマッハのマネジャーであり代理人を務めるザビーネ・ケームの「私たちは非常に驚き、ショックを受けています」とのコメントを掲載。

『Bild(ビルト)』は、シューマッハの関係者は警察が5日に容疑者を逮捕していたことや、その人物がそのまま拘留されていたことも知らなかったと伝えている。

この容疑者の死亡により、シューマッハの医療記録盗難事件の捜査はひとつの区切りを迎えたことになりそうだ。

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