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ディクソンが最後尾スタートから優勝、佐藤琢磨は18位/インディカー第15戦(オハイオ)

2014年08月04日(月)8:09 am

オハイオ州レキシントンのミッドオハイオ・スポーツカーコースで、インディカー・シリーズの今季第15戦が現地時間8月3日(日本時間8月4日早朝)に行われ、最後尾22番手からスタートしたスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が今季初優勝を飾った。佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)は18位だった。

元F1ドライバーであり、現在唯一の日本人インディカー・ドライバーの琢磨は、1日(金)に行われた午後のプラクティスセッションでは3番手につけるなど、好調な滑り出しを見せる。だが、雨に見舞われた2日(土)の予選でスピンを喫し赤旗の原因を作ったことから規定により予選タイムがはく奪され、決勝では21番手からのスタートとなった。

レースでは、スタート直後に3台ほどのクルマを追い抜いて順位を上げた琢磨だったが、ターン4で発生した数台がからむクラッシュに巻き込まれ、フロントウイングを失う苦しい展開に。さらに、37周目に発生したイエローコーション中にガス欠でクルマがストップ。その時点で15番手にまで順位を上げていた琢磨はこれにより周回遅れとなってしまい、その後順位をばん回するチャンスも訪れなかった。

一方、琢磨同様予選をスピンによるノータイムで終え、最後尾の22番手から決勝をスタートしたディクソンは、オープニングラップのマルチクラッシュをうまく切り抜けると、その後着実に順位をばん回。早めにピットストップを行ったディクソンは37周目に発生したイエローコーション中にほぼ全車がピットインする中、そのままステイアウトしてトップに立つ。その後もうまく燃料をセーブしつつ首位を守ったディクソンがピット戦略を見事に決めて今季初優勝を飾った。

インディカー第15戦「ホンダ・インディ200」のトップ3ドライバーは以下の通り。

1. スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)
2. セバスチャン・ブルデ(KVSHレーシング)
3. ジェームス・ヒンチクリフ(アンドレッティ・オートスポーツ)
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18. 佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)

インディカー・シリーズ第16戦「ウィスコンシン250」はウィスコンシン州ウエストアリスのミルウォーキー・マイル・スピードウエイで、現地時間8月17日(日本時間8月18日早朝)に行われる。

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