F1ハンガリーGP決勝を終え、ケータハムの小林可夢偉が次のようにコメントした。
■小林可夢偉「一時は14番手にまで順位を上げた」
決勝/リタイア
「今日はレースを完走できなくてものすごく残念です。燃料系に問題が発生しクルマのパワーが失われてしまったので止めるしかありませんでした」
「スタートはかなりよかったです。僕はコースの外側を走り続け、ターン1でトラブルに巻き込まれないようにしました。そして最初のコーナーではいい加速力があったので2、3台を追い抜き、すぐに攻めることができました。ウエットからドライへと変わるコンディションの中でクルマの感触はよかったです」
「ああいうコンディションは僕たちには合っていたようですし、最初のスティントでのペースもかなり速かったです。9周目に最初のピットインを行い、ソフトタイヤを履いてコースに戻りました。そこからもいいペースで走ることができましたし、14番手にまで上がることができました」
「マルドナードとはヒヤリとする瞬間がありました。彼がビアンキと接触してスピンしたときです。ああいうニアミスはこれで3戦連続ですが、今回は彼がマルシャにぶつかってスピンし始めたのが見えました。僕はなんとかインに切れ込んで、ギリギリのところで彼が僕にぶつかってくるのを避けました。でも本当にあとわずか数ミリのところだったと思いますよ」
「その後も僕はいいリズムで走行を続けていました。バランスもよかったです。僕はそのとき履いていたタイヤでかなり長く走ろうとしていました。そうしたら24周目にターン12を曲がり終えたところでパワーが失われてしまったんです。そこで僕のレースは終わってしまいました」