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気になるグロージャンの今後

2014年07月26日(土)18:29 pm

ロータスで今後が不透明なロマン・グロージャンだが、彼にとってはむしろグリッド前方からレースをするチャンスかもしれない。

ロータスの生命線といえる巨額のスポンサー金をベネズエラの国営石油会社PDVSAから引き出しているパストール・マルドナードは、早々に2015年残留が決まっている。

その一方でグロージャンとロータスを結ぶ糸は細くなるばかりだ。マネージャーのエリック・ブーリエはマクラーレンへと去り、フランス連合のルノーおよび石油会社トタルは、メルセデス・ベンツとの新契約に取って代わられる方向だ。

ところがグロージャンは、グリッド前方のチームから熱い視線を送られている。以前、「レース1周目のマシン壊し屋」的な評判をとった頃とは大きな違いだ。

「常に将来を考えるのが自然じゃないかな」と、F1第11戦ハンガリーGP直前、イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に語る28才のグロージャン。

「僕は優勝したい。それも、すぐにね」

「今後、あらゆる機会を検討するが、今はハンガリーGPに向けて最良なマシンのセッティングを探りたい」

グロージャンの名前は、すでにあるチームと強く結び付いている。ブーリエが指揮をとるマクラーレンである。

「ホンダ時代の到来はおもしろそうだね」と、グロージャン。「他にも大きなチームがいくつもある。たとえばフェラーリ。まさに神話だね。それにメルセデスAMGもかなり強力だ」

ウィリアムズはどうだろう?

彼らは2014年F1で2番めに速いとの定評だ。おまけにバルテリ・ボッタスはもっか絶好調。これにおもしろくないのが、フェリペ・マッサだ。

ハンガリー入りしてからも、マッサはまだ先週末の第10戦ドイツGP1周めの事故についてケビン・マグヌッセン(マクラーレン)に怒っている。マシンをひっくり返したマグヌッセンばかりか、彼を許したFIA(国際自動車連盟)の審査委員会にもほこ先は向いている。

「審査委員たちは、そういう考えの持ち主か」と、マッサ。「いったい彼ら(FIA)はどんな連中を委員として連れてきているんだか、僕にはさっぱり分からない」

ウィリアムズの好調ぶりについてグロージャンは、次のようにフランス『RMC Sport(RMCスポール)』に話す。「彼らの活躍は大きな驚きだよ」

「昨シーズンはあれほどの大不審だったのに」「今年は、大当たりのマシンを作ってきたね」

だが2015年の活動計画についてきかれると、グロージャンは、急いでいないというばかりだ。

「スイスには”湖上に火事なし(Y'a pas le feu au lac: 急ぐ必要はない)”といういい回しがあるんだ」と、グロージャンはニヤリ。

「今のマシンで自分に何ができるか、僕はもっか、そのことに集中している。話し合いはマネージャーに任せておくよ」といって、また笑うグロージャンだった。

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