F1にタイヤを独占供給するイタリアのピレリは、夏休み明けのF1第12戦ベルギーGP、第13戦イタリアGP、第14戦シンガポールGPの以上3戦に使用するドライタイヤの種類を発表した。
ベルギーGPの舞台となるスパ・フランコルシャンは、F1カレンダーで屈指の過酷なサーキット。変わりやすい路面コンディションと天候から、使い勝手を考えてミディアムとソフトタイヤを持ち込む。
イタリアGPは超高速サーキット、モンツァの開催。ピレリの母国グランプリでもある。強大なトラクションとブレーキング、時に高温となるコンディションにタイヤが耐えうるよう、もっとも固いハードとミディアムの組み合わせにした。
今季最後の市街地レース、そして夜間に行われるシンガポールGPは、独特のレース環境を生み出す。そこで、最大のメカニカルグリップをもたらすべく、もっとも軟らかいソフトとスーパーソフトのコンビネーションを選んだ。