2014年チャンピオン争いで一騎打ちを演じているメルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが、最終戦のダブルポイントについて語った。
今年はF1最終戦アブダビGP(11月23日)で獲得ポイントが2倍になる。チャンピオン争いを盛り上げるために導入されたルールだ。
メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、万が一どちらかが最終戦でダブルポイントのためにチャンピオンを失った場合、「心理的なケア」が必要になるだろう、と冗談半分に語っている。
ロズベルグも『Daily Mail(デイリー・メール)』のコラムでダブルポイントが好きではないと認めている。
「すごくわざとらしいコンセプトだ。僕は好きじゃない。それが残念だ」
「勝利は勝利だ。それにもちろん、どういう状況であっても今年のチャンピオンになれればすごくうれしいだろう」
ハミルトンもダブルポイントについて同様の意見だ。
「今年最後まで(チャンピオン争いを)持ち込むつもりはない。もしそれでチャンピオンになれたとしても、そういうふうに勝ちたくはなかったと言うよ」
「僕はとにかくチャンピオンになりたいだけだ」