メキシコGPが、2015年からF1カレンダーに復帰を果たすことになりそうだ。開催されるのは、メキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで、実に1992年以来23年ぶりの復活となる。
メキシコシティに拠点を置くイベント会社のCIEが、メキシコの証券取引所に上場申請する際に、5年のF1開催契約を締結したことを明らかにした。
メキシコGPの復活に関しては、現在オースティンで開催されているアメリカGPの誘致責任者であったタヴォ・ヘルムンドと、メキシコの実業家であり億万長者として知られるカルロス・スリム・エルの息子、カルロス・スリム・ドミットなどが実現に向けて動いていたと言われている。
F1最高責任者であるバーニー・エクレストンも、『Forbes(フォーブス)』に対し「メキシコは当選だ」とこれを認めている。
F1ビジネス記者として知られるクリスチャン・シルトは、このニュースはメキシコで23日(水)に行われる記者会見において正式に発表されるとしている。