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「信頼性を向上せよ」/トロロッソF1ハンガリーGPプレビュー

2014年07月23日(水)11:41 am

トロロッソのジャン-エリック・ベルニュとダニール・クビアトが、ハンガロリンクで行われるF1第11戦ハンガリーGP(7月27日決勝)に向けて意気込みを語った。

■【ドイツGP後】F1ポイントランキング(ドライバーズ/チーム)

■ジャン-エリック・ベルニュ「何としても結果を」
「夏の一斉休暇直前に行われるだいじなレースだけに、ここで好成績を上げれば、よりいっそう充実した夏休みになるだろうね。ハンガリーはマシンにもドライバーにも過酷なレースだ。サーキットはすり鉢状の地形になっていて熱がこもるんだ。おまけに直線らしい直線がなく、一周のうち気が抜けるところは皆無だ。それに、モナコみたいに遅いクルマに引っかかって抜こうにも満足に接近できないといった、もどかしいレースにもなりがちだ。ではどのように追い越すかというと、最終コーナーで前方のマシンにピッタリくっついてメインストレートで仕掛けるんだ。ただし、そうするには一周にわたって相手のテールに食らいついて走らなければならない。いくつか高速コーナーもあったりして、なかなか一筋縄ではいかない戦法だよ。常に曲がってブレーキ踏んで加速する、その繰り返しだ。以上のように、難しいレースなんだ。過去2年トロロッソはいい結果を残せていない。だから何とかしてその流れを変えたいね。いいレースにするため、やれることは何だってするよ。ブダペストは好きな町だ。僕がワールドシリーズbyルノーで走っていた頃から、たびたび訪れているよ」

■ダニール・クビアト「まずは目指せ予選上位」
「ハンガロリンクは僕のお気に入りサーキットのひとつだ。流れるようなレイアウトで高速シケインとコーナーが続くので、真剣にアタックしなきゃいけない。そんなコースに僕は惚れ惚れする。1周で休む間なんてないけど、すごく楽しみだ。遅いマシンで前がつっかえるとイライラしてしまうから、ここでは予選順位がとても重要だ。それにライバル勢の前からスタートすることもね。あと、すごく暑くなるかもしれない。そうなると体力的にマレーシアよりキツくなる。長い直線がなくて気が抜けないんだ。しんどい週末だよ。サーキットだけでなくブダペストの町も好きだ。ロシアから多くの観客が訪れるので、グランドスタンドにロシアの国旗を多くみかけるに違いない。さすがにソチほど多くはないと思うけど、何にしろ誇らしいよ」

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