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ロマン・グロージャンの残留を望むロータス

2014年07月23日(水)18:58 pm

2014年シーズンもいよいよ後半を迎えるが、来季に向けたドライバー市場において中心人物の1人となりそうなのがロータスのロマン・グロージャンだ。

■【ドイツGP後】F1ポイントランキング(ドライバーズ/チーム)

F1ドイツGP(第10戦)が開催された先週末のホッケンハイムにおいて、ロータスはPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)という強力なスポンサーの支援を受けるパストール・マルドナードが2015年もチームに残留することを発表した。

しかし、フランス出身のグロージャンが来季もロータスにとどまる可能性は低くなっているようだ。グロージャンのマネジャーであり、かつてのボスであったエリック・ブーリエは現在ではマクラーレンの実質的なチーム代表を務めている。さらに、グロージャンのスポンサーであるルノーと石油会社トタルは、ロータスが来季メルセデスエンジンに移行した場合には必然的にチームのスポンサーからは降りることになる。

だが、ロータスのチーム副代表であるフェデリコ・ガスタルディは、グロージャンが来季もロータスにとどまることを期待していると次のように語った。

「正直に言うが、ロマンはトップドライバーだし、トップドライバーとしては2014年シーズンに満足などできていない。もちろん、それはチーム全員にとっても同じだ」

「我々がお互いに何らかの発表をすることができるタイミングが来るまでは、まだ何も確かなことを言うわけにはいかない」

そう語ったガスタルディは、次のように付け加えた。

「私に言えることは、我々としてはもちろんロマンにエンストン(ロータス本部)にとどまってもらいたいし、これまでに築いた素晴らしい関係を維持し続けて欲しいと思っているということだけだ」

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