F1ドイツGP決勝を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■フェルナンド・アロンソ「現時点で望める最上位」
決勝/5位
「やれることはやった。いつも目標は表彰台だが、前を走るマシンが速すぎた。2ストップ作戦を3ストップに変えるなど、とても頭を使う複雑なレースだったが、よく戦ったよ。闘いながら燃費を気にするのは簡単なことではなかった。ピットインして新しいタイヤを履いたおかげで、最後は(ダニエル)リカルドを攻略できた。僕らの実力で狙える最高位が取れたんだ。ホッケンハイムでは少しだけど進歩が見られたね。たとえそれがラップタイムに表れなくても、これからも前進しようって気にさせてくれる。僕らの狙いは今も、ポイントを上げて、コンストラクターズ選手権を戦うチームを助けることだ。これからは頭を次のブダペスト(ハンガリーGP)に切り替えるよ。どんな戦いをするかは、行ってみないと分からない。どのサーキットも独特なものがあるからね」
■キミ・ライコネン「本来なら得点できたはず」
決勝/11位
「こんなレース展開ってあるかい。今週末はずっと乗れていたんだ。今日も新品タイヤはいい感じで走れた。2台のマシンに挟まれたのが2回。そのどちらも前輪が傷んで、レースが台無しになったよ。タイヤのパフォーマンスは予想より早く落ちたね。左前輪にささくれができて、空力のダウンフォースが失われていった。よかった点は、自分の思い通りに運転できたことかな。もろもろの問題が出なければ、違った展開になったことは間違いない。きっと得点圏内でフィニッシュできたはずだ」