「メルセデスAMGとウィリアムズには追いつけない」／フェラーリ、F1ドイツGP2日目
F1ドイツGP2日目を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■【結果】F1ドイツGP予選 Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■フェルナンド・アロンソ「追い抜きの多い戦いになるのを期待している」
フリー3／3番手
予選／7番手
「7番手には満足できないよ。でも、今週末は浮き沈みの多い週末だったし、それが反映されたものだ。予選での実際の順位を別にすれば、F14 T（フェラーリの今季型車）はかなりしっくりくるようになったし、その能力も最大限に発揮できたと思う」
「タイヤのデグラデーション（性能低下）が激しいから、決勝ではもっと苦しむことになると思う。こんなに高温だとリアタイヤの滑りが大きくなるし、的確なピットストップ回数を選択することが本当に重要になる。レース中に雨が降るのか、レース後に降るのかいまいち予報もはっきりしないし、もし天候をうまく生かしたいと思うなら、賢明な対応ができるようにうまく備えておく必要があるね」
「ここは、オーストリアと同じようにメルセデスAMGとウィリアムズには手が届きそうにないね。でも、それに続く集団の中ではトップになれるように全力を尽くすよ。多くの追い抜きがあるような接近戦になるのを期待している。でも、FRIC（サスペンションシステム）がなくなってもそれほど大きな変化は起きていないし、差だって縮まっていないから、うれしい驚きがそうたくさんあるとは思っていないけれどね」
■キミ・ライコネン「クルマの感触はだいぶよくなってきている」
フリー3／8番手
予選／12番手
「今週末はいくつか技術的なトラブルが発生してしまったから、いつもよりガレージで過ごす時間が多かったよ。でも、昨日の午後からすでにクルマの感触はだいぶよくなっていたんだ」
「今日はQ1はまずまずうまくいったんだけど、Q2で2セット目の新品スーパーソフトを装着したら、あらゆるところで滑ってしまい、ターン2でリアのコントロールを失ってしまった。その後はいいラップをまとめることは不可能だったよ」
「自分のグリッド位置には満足していないよ。でも、明日の決勝ではいい方向に物事が進んでくれることを期待している。明日は天候も変わるみたいだし、気温も下がりそうだ。どんなチャンスでもものにできるように頑張るよ。いいレースにしたいし、ポイントもたくさん持ち帰りたいからね」
