F1ドイツGP2日目を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが次のようにコメントした。
■【結果】F1ドイツGP予選 Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■ニコ・ロズベルグ「ハミルトンとポールポジション争いがしたかった」
フリー3/トップ
予選/ポールポジション
「すごく難しい予選セッションだったよ。オプション(スーパーソフト)タイヤはわずか1周しかもたなかったし、FRIC(サスペンションシステム)が使えなくなったからセットアップ調整のために多くの作業をする必要があった」
「スタートしたときはかなり難しかったんだ。ブレーキングゾーンでのクルマのバランスがよくなかったからね。でも、それはセッションが進むにつれて徐々に改善された。最後の最速ラップは本当によかったよ。だから、僕たちのホームレースでトップの位置からスタートできることを本当に満足している」
「でも、ルイスのアクシデントがあったから、今日はあまり大喜びするわけにはいかないね。彼が無事でよかったよ。彼といつものようにポールポジション争いができていたらよかったと思う。でも、きっと彼なら集団を追い抜いて上がってくるよ。僕たちのクルマはここでも最速だからね。だからドイツのファンも明日はワクワクするようなレースが見られると思う」
■ルイス・ハミルトン「どういう位置からのスタートでもあきらめない」
フリー3/2番手
予選/16番手
「今日のクルマの感触は最高だったんだ。僕はいつもと同じところでブレーキをかけたんだけど、突然ブレーキ圧を失ってしまったんだ。あれには驚いたし、その故障によってクルマはスピンしてウォールに突っ込んでしまった。ああいうことが起こったときはいい気持ちじゃないよね。ただハンドルから手を離して衝撃に備えるしかないんだ」
「でも、幸いにして僕は大丈夫だよ。足に少し打撲を負ったけれど、明日のレースには問題ないし、僕がクルマに乗ることを妨げるものは何もないよ。みんな夜の間も懸命に頑張ってくれていたから、本当にがっかりだよ。僕は夜中の1時にエンジニアからメールをもらって、それからセットアップをうまく決めるために変更を加えたりしていたんだ。それはうまくいったよ。今日のバランスはすごくいい感じだったからね。それなのに、僕は5周もすることができなかった」
「クルマの損傷の程度にもよるから、明日どういう位置から決勝をスタートすることになるのかはまだはっきり分からない。でも、僕たちは全力を尽くすし、シルバーストンのときみたいにばん回できるように少し運も期待したいね。厳しい午後(決勝)になるだろうけれど、あきらめたりはしないよ」