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ニキ・ラウダ、ウィリアムズを叱る

2014年07月20日(日)19:21 pm

メルセデスAMG会長、ニキ・ラウダが怒っている。相手はウィリアムズだ。彼らといえば、先々週のF1第9戦イギリスGPに続いて、今週末の第10戦ドイツGPの金曜フリー走行1回目で女性ドライバーのスージー・ヴォルフを起用している。

シルバーストンではマシンにトラブルが出て満足に走れなかったが、ホッケンハイムでは順調に周回を重ね、同僚フェリペ・マッサの最速タイムからわずかコンマ2秒落ちまで迫った。

だがラウダにいわせると、せっかく22年ぶりに女性ドライバーがF1公式セッションを走ったというのに、イギリスでもドイツでもウィリアムズはヴォルフの扱いを誤ったという。

「全世界で活躍する女性ドライバーの願いを叶える絶好のチャンスだったのに、ウィリアムズはそれを潰してしまった」と、ラウダはホッケンハイムでスイス『Blick(ブリック)』紙に語る。

スージーの夫トト・ヴォルフと二人三脚でメルセデスAMGを切り盛りしているラウダ。なぜウィリアムズは金曜フリー走行の通常プログラムなど放っておいて、スージーに衝撃的なラップタイムを出させ、世界をアッといわせなかったのかというのだ。

「マッサと同じ量の燃料、同じタイヤで走らせるより、スーパーソフトと軽い燃料で出してやればよかったのに。そうすれば、はるか上の順位につけられたはずだ」

「宣伝目的でも、正しいやり方ってものがある」と、ラウダ。「それにしてもスージーには脱帽だよ」

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