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不安に覆われるF1ロシアGP

2014年07月20日(日)9:48 am

10月に予定されるF1第16戦ロシアGPの開催が新たに疑問視されるなか、レース主催者は素早く火消しに動いた。

クリミア半島の危機で、世界的に注目されるスポーツであるF1の2014年ロシア遠征はすでに先行きが不透明だった。それに開催地のソチは何かとお騒がせのロシア大統領ウラジーミル・プーチンの肝いりで整備されたものだ。

そこへ来てマレーシア航空MH17便の悲劇が起きたものだから、グランプリ開催前のロシアにますます重圧がのしかかっている。レース主催者もたまらず18日(金)、マスコミの報道に反応したのだ。

イギリス『Times(タイムズ)』紙のケビン・イーソン記者は、プーチン大統領がロシアGP訪問を計画していることから、「開催を強行してひんしゅくを買った2012年バーレーンGP」並みの「大逆風」がF1に吹くかもしれないと警告する。

フランス語の新聞『La Presse(プレス)』は、ソチのプロモーターによるこんなコメントを紹介した。当地では「すべての準備が進行中」で、「期限内に終わる」という。

また、ロシアGPでレース主催者は「すべての人を歓迎する」つもりだと同紙の記事は伝えている。

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