NEXT...F1開催スケジュール

小林可夢偉「荒れたレースになるのを期待している」/ケータハム、F1ドイツGP2日目

2014年07月19日(土)23:50 pm

F1ドイツGP2日目を終え、ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが次のようにコメントした。

■【結果】F1ドイツGP予選 Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■小林可夢偉「いいレースをしてドイツを後にしたい」
フリー3/20番手
予選/20番手
「フリー走行3回目のスタートのときにはかなりアンダーステアが強かったんです。でも2回目の走行や最後のアタックラップのときにはそれは改善できました。それでも、フリー走行2回目の最初にああいうことがあったので、クルマにそれほど自信が持てていたわけではありませんでした。ですから、予選ではもっとペースを上げられるはずでした」

「予選が始まるまでに路面温度がかなり上がっていましたが、僕たちはスーパーソフトで2回走行するという計画通りに進めました。最初の走行は問題ありませんでしたが、もう少し激しく攻めることができるのは分かっていました。ですから、ルイス(ハミルトン/メルセデスAMG)のクラッシュでセッションが中断されたときには、戦略をそれに合わせて、またスーパーソフトでアタックラップに出ました」

「クルマの能力をできる限り引き出すことはできたと思います。最後の区間ではバランスがオーバーステア側に移ってしまい、1周の終わりごろにはタイヤのデグラデーション(性能低下)が起こり始めてしまってリアが思うように扱えませんでした。そのため、あれ以上のタイムを刻むことができませんでした」

「大事なのは日曜日(決勝)です。天候もこれまでとは少し変わりそうですし、また荒れたレースになることを期待しています。そうなれば僕たちにもチャンスが生まれますからね。でも、どんなことが起ころうと、僕たちは頑張り続けますし、いいレースにしてドイツを後にすることを目指しますよ」

■マーカス・エリクソン「油圧系の問題で予選出走ができなかった」
フリー3/21番手
予選/ノータイム
「フリー走行3回目ではちょっと戸惑ってしまったよ。全然満足のいくようなバランスが見つけられなかったし、セッションが残り15分ほどになったときには油圧系の問題も抱えてしまったんだ。だからアタックラップを行うチャンスもなかった」

「残念ながら、その問題はルノー・スポールF1(エンジンサプライヤー)によってスロットル部分の油圧系の液漏れだということが確認され、予選を走ることができなくなった。もちろんがっかりしたよ。ガレージのみんなは全力でそれを直そうと頑張ってくれたけれど、難しい作業だった上に、ドイツでの暑さによってさらにそれは大変だったから、結局修理は間に合わなかったんだ」

「今日は問題が起こったけれど、明日は大丈夫だと思うし、ここまでの何レースかよりは改善もできると思っているよ。ここでは、クルマは全体的な感触もよかったし、レースで問題が起こりさえしなければ、チーム全員のためにいいレースをしたいと思っている」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック