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セバスチャン・ベッテル最新語録

2014年07月18日(金)11:50 am

■語録その一

F1第9戦イギリスGPで話題になった、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の10数周にわたる激しいバトルと、チームとの無線交信。後者に関してはニキ・ラウダから厳しいコメントも寄せられているが、ベッテルはお構いなしだ。

シルバーストンでスリリングなバトルを展開中、アロンソのドライビングについてベッテルが無線で声を荒らげたことを知ったラウダ。彼は、「頭に血が上ったガキが大騒ぎをして」と、ベッテルをこてんぱんに貶した。

「彼が正確にどういったかは知らないけどさ」と、スペインのスポーツ紙『AS』に語るベッテル。「フェルナンドと僕の戦いを見てごらんよ。そんなの大した問題じゃないだろ」

「フェルナンドが無線で何か文句をいっているって聞かされたから、僕もやり返さなきゃと思っただけさ。幼稚園児のケンカといわれればそれまでだし、ニキの気に入らなかったことも理解できる。でも、ファンが面白がってくれたら、それでいいじゃないか」といって微笑むベッテル。

■語録その二

ベッテルには、ラウダやアロンソより大きな問題がある。ダニエル・リカルド(レッドブル)の存在だ。

「彼の仕事ぶりはすばらしいね。それは間違いない」と、4度のF1世界チャンピオンは新しいチームメートを評する。

「F1に新たな血が注入されて、いいじゃないか」

「彼がみごとなシーズンのスタートを切って、僕もうれしいよ」

■語録その三

イギリス『Telegraph(テレグラフ)』紙とのインタビューでもベッテルは、リカルドに「コテンパンにされている」現状を素直に認めている。

もうひとり逆境に身を置くドライバーといえば、2007年のF1世界王者キミ・ライコネン(フェラーリ)だ。跳ね馬に復帰した2014年、まるでアロンソに歯がたたないのである。しかし、そんなライコネンとは比べられないとベッテルはいう。

「いまキミがどんな問題を抱えているのか、僕はほんとうに知らない」と『AS』に語るベッテル。「でも、彼は今のF1で屈指の才能に恵まれたドライバーだと思う」

「彼はオフロードや氷上レースでも才能をいかんなく発揮しているじゃないか」

つまるところ自分もライコネンも、単に大きく変わったマシンへの対応に問題があるだけといいたいのか。

「あれはまったく僕の運転スタイルじゃない」と、ベッテル。「信頼性の問題も出たけれど、速さの面でも僕が求めるレベルにぜんぜん達していない」

「僕の方が合わせなきゃいけないんだよね。何とか克服しないと。でも、やれると思っている」とベッテルはいうのだった。

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