昨年のスキー事故からの回復を目指してスイスの施設でリハビリ中のミハエル・シューマッハだが、家族は家族で他の対応に追われている。
『EFE通信』の報道によると、ドイツでニュース週刊誌『Bunte(ブンテ)』を発行するユベール・ブルダ・メディア社は、シューマッハ夫人コリーナさんの写真出版の差し止めをミュンヘンの裁判所からいい渡された。
コリーナさんの写真は今年1月3日に仏グルノーブルの病院で撮影されたもの。入院からわずか数日後、シューマッハが病室で45才を迎えた、まさにその日だ。
シューマッハ家代理人の申し立てにより裁判所は写真を個人的なものと認定、出版不可の判決を下したものである。
ユベール・ブルダ・メディアの広報では内容を検討するとしているが、法廷は被告側の主張を正しく聞かなかったと判断し、上告に踏み切る模様だ。
『EFE通信』は、シューマッハ家側の弁護団は他にもケルン、ハンブルグ、さらにフランクフルトで別の出版社と係争中と伝えている。