キミ・ライコネン(フェラーリ)が今週末のF1ドイツGP(20日決勝)に出走することは間違いなさそうだ。
前戦イギリスGP(第9戦)でクラッシュし、47Gにも及ぶ衝撃を受けたことで足首とひざに打撲傷を負ったライコネンは、その翌週にシルバーストンで行われた公式シーズン中テストへの参加を見合わせていた。
だが、フィンランドのテレビ局『MTV3』は、34歳のライコネンはホッケンハイムでのレースに向けて体調も万全だと報じた。
そして、フェラーリも「キミ・ライコネン(フェラーリ)はドイツGPでF14 Tを運転する」ことを認めている。
そのライコネンは、イギリスGPが開催されたシルバーストンにおいて、2015年でフェラーリとの契約が切れた後は「多分」F1をやめるだろうと発言して大きな話題となっていたが、今はまだフェラーリで過ごすことを楽しんでいると主張している。
「すごくいいところにいると思っている」とイギリスの『Sky(スカイ)』に語ったライコネンは、次のように続けた。
「今年はあまりいいレースができていないのは確かだけど、そういうことも時々あるものさ」
「僕たちも修正しようと取り組んでいる。僕がクルマに満足できるようにするためには明確な改善が必要だけど、まだそこには到達していない。でも、もしレースをするためにどのチームでも選べるとすれば、僕はフェラーリにするよ」
そう語ったライコネンは、次のように付け加えた。
「レースをするのがいやになったら、その日にやめるよ。もしそれがシーズンの途中だったとしても、僕は出て行くだろうね。でも、それは今ではないよ」