メルセデスAMGのドイツ人ドライバーであるニコ・ロズベルグが、今年のサッカー・ワールドカップで母国ドイツが優勝したことを記念する特製ヘルメットを今週末に開催されるF1ドイツGP(20日決勝)で着用するとしているが、これにストップがかかるかもしれない。
ロズベルグは、15日(火)に自身のツイッターに、有名なFIFA(国際サッカー連盟)トロフィーの絵柄がプリントされた特製ヘルメットの画像を紹介し、今週末のホッケンハイムでそれをかぶるつもりであることを明らかにしていた。
だが、ドイツの主要日刊紙である『Bild Zeitung(ビルト・ツァイトゥング)』が、FIFAとしては、ロズベルグがそのヘルメットをかぶることを「禁止したい」と考えていると報じた。
FIFAでは、有名な金色に輝くFIFAトロフィーを含め、ワールドカップの公式マークの未承認使用を明確に禁止している。FIFAは今回のロズベルグのヘルメットに関し、次のようにコメントしたと報じられている。
「公式マークを許可なく使用することは、FIFAワールドカップの健全性やマーケティング計画をむしばむ恐れがあるばかりでなく、世界のサッカー関係団体の利益を危険にさらすことにつながる」