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「チームメート同士の接近戦になるだろう」/メルセデスAMG、ドイツGPプレビュー

2014年07月15日(火)21:46 pm

メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、ホッケンハイムリンクで行われるF1第10戦ドイツGP(7月20日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ルイス・ハミルトン「2008年以来のホッケンハイムでの勝利を目指す」
「シルバーストンで優勝できたのは信じられない思いだよ。自分にとってもチームにとっても、そしてファンにとってもね。あれ以上のことは望めなかったよ。今年はずっと後手に回っていると感じている。何勝もしているのに、タイトル争いでトップに立てたのはほんの短い間だったからね。だから、またそのレベルに自分を持っていくことがまさに必要なことだったんだ」

「シーズン後半に向かうにあたり、また最初からのスタートって感じだし、これからも僕たち(チームメートであるニコ・ロズベルグと)は接近戦を繰り広げていくことになるだろうね。もちろん、自分のチームメートが脱落して欲しいなどと望んだりはしないけれど、できればリタイアはもうこれで終わりにしたいね。そしてコース上でずっと戦っていきたいよ」

「すべてを手に入れることはできない。最高のクルマ、最高のペース、ストレートエンドでの最高速、そして完ぺきな信頼性といったものすべてをね。なぜなら、いろんなことが限界ギリギリだからね。でも、チームがどれほど懸命に頑張って、可能性があるところまで近づけようとしてくれていることは分かっているよ」

「シルバーストンからは前向きなことをたくさん得ることができた。最高のクルマで次のレースを迎えられることが分かっているし、これまでもいいペースで走ることができていた。そしていい仕事をすればトップになれることも分かっているし、それを目指したい」

「今回はメルセデス・ベンツにとってのホームレースだ。だからチームにとっても重要だし、僕にとっても重要なレースになる。これまで僕は2度ドイツで勝っている。でも2008年を最後にホッケンハイムでは勝っていないんだ。今週末はそれを変えることを目指すよ」

■ニコ・ロズベルグ「最高の結果を得ることに集中する」
「最後は自分が望んでいたような結果にはならなかったけれど、シルバーストンでの週末はいろんな意味で勇気づけられるものだったよ。難しい予選セッションにおいては、チームとして的確な判断をすることができたし、不幸にしてリタイアせざるを得なくなるまでのクルマのバランスもすごくよかったからね」

「リタイアは本当に残念だったけれど、新しいレギュレーションのもとで僕たちは常に限界まで攻めているし、チームにとっても毎週末最高のクルマを用意することがどれだけ大変なことかも分かっている。多くのポイントを失ってしまったし、タイトル争いもすごく接近した。でも僕はすっきりした気分だよ」

「先週のテストから、そのまますぐに次のレースを迎えるし、また勢いを取り戻すチャンスになる。もちろん、それが僕の目標だよ。ホッケンハイムは僕たち全員にとって重要なレースになる。メルセデス・ベンツにとってはホームレースだし、僕にとってはモナコに次いで2つ目のホームレースになる。だから、今週末は最高の結果を得ることに集中している」

「実際、このサーキットではジュニアカテゴリーでのキャリアを通じてほとんどのレースで優勝してきた。だからここが自分のドライビングスタイルに合っているのは分かっているんだ。もちろん、すぐにF1での優勝記録をそれに加えたいと思っているよ」

「僕はいつもドイツの観客からの大きな応援を受けてきた。彼らは本当に情熱的だし、レースのために家族を連れてキャンプをするのはもうほとんど伝統的行事のようなものだよ。だから、みんなの前でいい結果を追い求めることを楽しみにしているよ」

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