NEXT...F1開催スケジュール

メルセデスAMG、今後ドライバーたちのピット戦略を制限か

2014年07月15日(火)16:12 pm

メルセデスAMGでは、今季のF1タイトル争いの主役であるルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの2人に対し、選択できるレース戦略を制限することになりそうだ。

メルセデスとその親会社であるダイムラーでは、恐らくドイツ人ドライバーのロズベルグに最終的にはF1タイトルを取らせたいと考えているのではないかとの憶測もささやかれる中、これまでのところ、メルセデスAMGでは2人のドライバーにほぼ自由に戦うことを許してきていた。

そんな中、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は、メルセデスAMGではドライバーたちをまったく公平に処遇していることを示すためのひとつの方法として、2人にほとんど同じピット戦略を取らせるという動きに出るようだと報じた。

『Autosprint(オートスプリント)』のアルベルト・アントニーニ記者は、「ドライバーたちは同じピットストップ回数とすることに従わなくてはならない」と書いている。

だが、それを別にすれば、ハミルトンとロズベルグの両陣営は、トト・ヴォルフ(ビジネス担当エグゼクティブディレクター)が最近述べていた「透明性」が失われるという危険はあるものの、これからもお互いに自由に戦うことができるようだ。

「1人だけの力で自動車レースを支配することはできない」、と『Speedweek(スピードウィーク)』に語ったヴォルフは次のように続けた。

「我々は、全員がどれだけ一緒にいい仕事ができるかということを証明する立場にいる」

「だが、もちろん、有利に展開するために特定の詳細部分について自分だけで抱えておくような部分もあるだろう。そして、それはチームとしても許容している」

そう語ったヴォルフは、次のように付け加えた。

「しかし、そのことがチームとしての発展に悪影響を及ぼすようなことになってはならないんだ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック