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マクラーレン「低速コーナーが多く不利ではないはず」/ドイツGPプレビュー

2014年07月14日(月)21:45 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが、ホッケンハイムリンクで行われるF1第10戦ドイツGP(20日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ジェンソン・バトン「レースを盛り上げるよう設計されているコース」
「以前のホッケンハイムでのレースを覚えている。時速320kmのストレートが4本とやっかいなシケインが2、3あるだけで、クルマにダウンフォースをまったくつけなかったから、スタジアムセクションでは必死に踏ん張った。クレイジーさは今と比べると異次元に思えるね。でも、すごく楽しかった」

「デザインが変わったサーキットは、壮大さでは昔のホッケンハイムに匹敵できないけれど、ちょっとした楽しいコースで、レースを盛り上げるよう設計されている」

「6コーナーまで続くカーブのかかった長いストレートは、スリップストリームにおあつらえ向きだ。前のクルマが守りに入らざるを得なくなるよう追い込んで、実際に追い抜きを仕掛けるのは、たいてい7コーナーへ向かう部分だ。相手が出口で遅くなるのにつけ込むんだよ。8コーナーも仕掛けられる場所だね。別のドライバーとサイド・バイ・サイドで入っていく可能性もあるけれど、そこでポジションを確かなものにするんだ」

「高速コーナーも2つくらいあるけれど、サーキットは大半が低速コーナーでできている。だから僕たちのクルマもそれほど不利ではないはずだ。意外な展開になることも多いレースだから、週末が楽しみだよ」

■ケビン・マグヌッセン「ポジション争いできる場所が多い」
「ホッケンハイムでレースしたことはあるよ。ドイツF3でレースしていた2010年のことだ。楽しいサーキットだよ」

「いろいろなコーナーがうまく組み合わされている中速コースだ。ほかのドライバーとポジション争いできる場所が多いから、攻めるだけの自信が持てるクルマかどうかが大事になる。コーナー出口の加速も大事だ。ここでの追い抜きは、出口で始まることが多いからね」

「最近行ったような空力頼みの高速コースより、もう少し僕たちに合うサーキットじゃないかな。だからといって力関係が大きく変わるとは思わないけれど、ドライバーもコンストラクターもさらに上がれるように、ポイントを積み上げられたらいいね」

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