母国GPのヒュルケンベルグ「すごく大事な1週間」／フォース・インディア ドイツGPプレビュー
フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスが、ホッケンハイムリンクで行われるF1第10戦ドイツGP（20日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ニコ・ヒュルケンベルグ「ホッケンハイムは知り尽くしている」
「すごく大事な1週間になるし、楽しみにしているよ。ホッケンハイムは知り尽くしている。僕が育った地元のサーキットだからね。2005年に初めて自動車のレースをしたコースでもあるし、F3でもいい思い出がある。いつも忙しいレースだ。ファンも特別な雰囲気を作ってくれる。ドイツ人ドライバーをすごく応援してくれるからね」
「僕にとって一番やっかいなのは1コーナーだ。時速200kmを優に超える高速コーナーで、出口にはミスしてコースアウトしやすい縁石がある。もう1つの目玉はバックストレートのあとのヘアピンだ。激しいブレーキングゾーンで、遅らせすぎてタイムをロスしやすい。追い抜きにも最適だ。ホッケンハイムではいつも素晴らしいレースになるし、ファンにとっても見応えのあるものになるはずだよ」
■セルジオ・ペレス「僕たちのクルマに合うだろう」
「（シルバーストンでのテストは）レースウィークに出ていた問題を理解するいい機会だった。クルマの新しい空力パーツも試した。そのデータをチームが見て、ドイツで使うかどうか判断する。ホッケンハイムはまったく違う状況になるはずだ。僕たちのクルマに合うだろうし、もっといい位置につけると思う」
「僕たちにとって、いい走りのできそうなコースだ。軟らかめのタイヤだし気温が高ければ、面白いレースになるよ。このコースは好きだ。特にスタジアムエリアに入る最終セクターだね。そこのコーナーを攻めるのが大好きなんだ。1周の中でもこの部分でずいぶんタイムを稼げるよ。僕はキャリアの中でドイツで過ごした時間が長いから、ドイツへ戻るのはいつだっていいものなんだ」
