シーズン半ばにしてチームオーナーが変わり、大きな変化を迎えることとなったケータハムに、またひとつの変化がもたらされるようだ。
伝えられるところによれば、かつてHRTやフォース・インディアでチーム代表を務めていたコリン・コレスが「アドバイザー」という肩書ながら実質的な運営責任者となったケータハムでは、新たなテクニカルディレクターを迎えることになるいう。
『Speedweek(スピードウィーク)』は、その人物は最近までDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)におけるメルセデスの主要チーム「HWA」のチーム運営責任者であったゲルハルト・ウンガーだと報じている。
5月にウンガーがHWAを離脱した際、メルセデスのモータースポーツ責任者であるトト・ヴォルフは、彼が「メルセデスというブランドを、ドライバータイトルを10回、マニュファクチャラータイトルを9回獲得するほどのところまで押し上げてくれた。それに対し、大きな感謝を述べたい」と語っていた。
ウンガーは、来週末のF1ドイツGP(20日決勝)からケータハムのグリーンのユニフォームを身にまとってF1パドックにその姿を見せることになるだろうと報じられている。