昨年、レッドブルとともに4年連続でF1タイトル獲得を達成したセバスチャン・ベッテルだが、来年もレッドブルがメルセデスAMGに追いつくことができるという確信は持てていないようだ。
■【写真】セバスチャン・ベッテル(レッドブル)/F1イギリスGP
レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、F1イギリスGP(第9戦)が行われた先週末のシルバーストンにおいて、「2015年にはメルセデスAMGと肩を並べられるようにしたいと思う」と語っていた。
9日(水)に、シルバーストンでのF1公式テストに参加したベッテルは、テスト後にイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に「メルセデスAMGとの差はすごく大きいよ」と語り、次のように続けた。
「来シーズンが始まるまでに、彼らに追いつけるように頑張るよ」
「そして、僕たちが改善でき、もっと近づくことができるよう望んでいるよ」
さらに、ベッテルは『Speedweek(スピードウィーク)』に対しても次のように語った。
「僕たちも冬に比べれば大きく改善したけれど、ライバルたちも寝ているわけじゃないからね」
「これからの何か月かでもっと改善できることを期待しているし、今年の終わりごろになれば、僕たちが2015年にどういう位置に立てるかももっとよく判断できるはずだよ」