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メルセデスAMGのニキ・ラウダ会長、フェラーリへのエンジニア流出を否定、イギリスGPの中断を非難

2014年07月07日(月)6:30 am

イタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が伝えたところによると、フェラーリで数十名のエンジニアが新しく働き始めたが、その中に現在F1で最も優れているメルセデスのV6ターボエンジンを担当した3名が含まれているという。

メルセデスAMGの非常勤会長であるニキ・ラウダはすぐに火消しにかかり、「重要なエンジニア達は全て契約下にあり、彼らが移籍した事実はない」とイギリスGP開催中のシルバーストンで発言した。

さらに、「”優秀な”エンジニア達とは長期契約を結んでいる」と続け、他チームで重要な戦力になり得る人材の流出はあり得ない事を強調した。

また、ラウダはイギリスGPのオープニングラップで起こったクラッシュによる中断があまりにも長かったため、ファンがレースの終わりまで待たなかっただろうとお冠だ。

クラッシュによってダメージを受けたコースバリアを修繕するために、サーキット関係者は丸1時間を要していた。

「意味が分からんよ、同じ事故が起こる可能性なんかありっこないんだ。そんな下らん事を気にしているうちにファンはチャンネルを変えてしまっただろうさ」と、ラウダは運営側の対応を非難した。

クラッシュの当事者ライコネン(フェラーリ)はと言うと、事故直後は足を引きずって救急車に運ばれていたものの、その後は普通に歩いており、個人所有の黄金のフェラーリでサーキットを後にしたところも目撃されている。

フェラーリチームは、ライコネンの怪我は足首の打撲程度で、「問題ないようだ」と発表している。

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