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ルノーは2015年に向けてよりレッドブルに注力

2014年07月06日(日)17:48 pm

2015年にルノーは、ワークス待遇のレッドブルにいっそう注力するようだ。

■【写真】F1イギリスGP(随時追加)

現在ルノーエンジンを使うロータスが、2015年からメルセデスエンジンに変わると見られているが、ロータスに代わって新たにルノーを使うチームは現れない見込みだ。ルノーのレミ・タフィンの話を『Autosprint(オートスプリント)』が伝えている。

「収入は減るだろう。それは事実だ」とタフィン。「だが、それで困るほどではない」

「それよりむしろ少数のチームに集中するほうが、レッドブルの目標達成の手助けになるだろう」

圧倒的強さを見せるメルセデスエンジンに比べて明らかにパワー不足のルノーに対し、レッドブルはプレッシャーをかけ続けている。

最近チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、「ルノーは、顧客すべてを満足させようとしていた。それは称賛に値する行為だが、競争力を高めるためには最善の方法とは言えない」と語っていた。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコはF1公式サイトに対して、ルノーが提供する2015年版のエンジンは「1バージョン」だけだと明かしている。

「今シーズンとは違ってね」とマルコ。「今年はロータスがわれわれと違うバージョンだった。それに縛られるルノーの資金や労力が多すぎ、集中した開発の妨げになっていた」

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