F1イギリスGP1日目を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■フェルナンド・アロンソ「ミディアムタイヤはまったく問題なかった」
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「今日はいつもと同じように自分たちのプログラムにそって行ったよ。午前中はいくつかの部品をテストし、セットアップ作業を行った。午後は両方のタイヤコンパウンドの評価を行ったけど、特にミディアムに関しては予選とレースを念頭において調べたよ。軟らかめのコンパウンドのほうは摩耗やグレイニングもなく、何の問題もなかった。でもハードを正しく評価するためにはロングランのテストを待たないとね。現時点では熱を入れるのがかなり大変だと言えるよ」
「これから、いつものように明日の予選に向けてどのパーツを使うべきかすべてを分析しなくてはならない。明日は雨になるという予報もあるけど、今日得たデータはレースに向けても重要だからね。ここではいつも強い風が吹くし、いくつかのコーナーではそれが助けにもなる。ほかのところではじゃまにもなるけどね。でも、それは誰にとっても同じだ。僕たちにできることは、どういう展開になるか様子を見ることしかないね」
■キミ・ライコネン「午前と午後でクルマの状態が変わっていた」
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「午前中の最初のセッションではまずまずうまくいったよ。標準的なプログラムにそって進めたし、ハードタイヤを履いたときのクルマの挙動分析も行った。サーキットのいくつかの場所ではトラクションに少し問題があったし、高速コーナーではアンダーステアも強かったけどね」
「2回目のセッションではいくつか小さな変更を施したんだけど、それはうまく機能しなかった。それにクルマのハンドリングも変わっていたんだ。いいラップをまとめるのは本当に難しかったから、午前中のセッティングに戻したよ。でも、残念ながら同じ問題を抱えてしまっていた」
「2つのセッションの間に何が起こったのかを調べてみないとならないよ。ある程度は路面コンディションや突風の影響だと思っている。今日はかなり風が強かったからね。データを調べてみれば、明日に備えるために必要な情報が得られると思っている」