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大波乱の予選でロズベルグがポール獲得、小林可夢偉は22番手/F1イギリスGP予選

2014年07月05日(土)22:25 pm

2014年F1第9戦イギリスGPが7月5日(土)、シルバーストン・サーキット(全長5.891km)で2日目を迎え、現地時間13時(日本時間21時)から行われた予選でニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がポールポジションを獲得した。今季4回目、通算8回目。小林可夢偉(ケータハム)は22番手だった。

■【結果】F1イギリスGP予選Q1、Q2、Q3のタイム、ギャップ

ウエットコンディションで始まったQ1は、途中で路面が改善し、後半はミディアムタイヤでの戦いになる。周回ごとに路面状況が改善される中、各ドライバーが最後のアタックに入る中、エイドリアン・スーティル(ザウバー)がグラベルにつかまり区間イエローとなる。これでタイムアタックのチャンスを失ったウィリアムズ勢、フェラーリ勢がQ1で敗退するという波乱の結果となった。

Q1で予選を終えた17番手から22番手は次のとおり。17番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、18番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、19番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、20番手キミ・ライコネン(フェラーリ)、21番手マーカス・エリクソン(ケータハム)、22番手小林可夢偉(ケータハム)。

Q2は、ほぼドライ状態となったコースでミディアムタイヤでの戦いとなる。ここでも周回のたびに路面状況が改善され、一時はマルシャ勢が1-2となるタイミングもあるほどだった。だが、最終的にはここでロータス、マルシャ、ザウバーが脱落となった。

Q2で予選を終えた11番手から16番手は次のとおり。11番手ロマン・グロージャン(ロータス)、12番手ジュール・ビアンキ(マルシャ)、13番手マックス・チルトン(マルシャ)、14番手エステバン・グティエレス(ザウバー)、15番手パストール・マルドナード(ロータス)、16番手エイドリアン・スーティル(ザウバー)。

ポールポジションを決める戦いとなったQ3は、各車ミディアムでコースインするも、途中からまた雨が落ち始め、急激に路面コンディションが悪化を始める。この段階でまだタイムを出していなかったセバスチャン・ベッテルだが、最後のチャンスにかけてミディアムでアタックに出ると、第3セクターの路面状況が大きく改善されていたこともあり、トップに踊り出た。ロズベルグはうまくそのタイムを更新してトップに立つも、ルイス・ハミルトンはタイム更新のチャンスを逸し、6番手に沈んだ。ロズベルグのポールポジションタイムは1分35秒766だった。

2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、3番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)、4番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、5番手ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、6番手ルイス・ハミルトン、7番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、8番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、9番手ダニール・クビアト(トロロッソ)、10番手ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)。

可夢偉は、Q1でミディアムタイヤでのアタックに臨もうとした際、クルマにトラブルが発生し、ピットに戻らざるを得なかった。可夢偉はチームメートのマーカス・エリクソンとともに予選107%ルールの範囲内に入ることができずに終わっている。恐らく決勝のスタートは認められると考えられるが、信頼性の問題が出たことが気にかかる。

F1イギリスGP決勝は、明日の日本時間21時から始まる。

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