レッドブルの最高技術責任者エイドリアン・ニューイのF1界以外での初仕事は、日産の海外向け高級車ブランドであるインフィニティのスーパーカーをデザインすることかもしれない。
ニューイは当代随一の天才F1デザイナーと認められているが、来年からはF1の第一線から退き、レッドブルのアドバイザーになることが発表されている。その理由は、ルールによる規制が厳しくなり続けていることにある。
ニューイは、F1イギリスGP(6日決勝)開催中の4日(金)に、現在のルールの傾向は、F1を下位カテゴリーのGP2と同じワンメーカーのシリーズにする方向に向かっていると批判している。
「すでにそれに近づく危険にひんしているというのが私の意見だ」とニューイ。
来年からは、新しく作られるレッドブルの「先進技術センター」で働くニューイだが、レッドブルのタイトルスポンサーであるインフィニティと仕事をする可能性も考えられる。
日産副社長のアンディ・パーマーは、BBCの人気番組『トップギア』公式サイトに対し、次のように話している。
「エイドリアンは、何か新しいことをしたくてうずうずしている」
「こうご期待だ」