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ベッテルはフェラーリへの移籍も視野に入れるべきだとF1最高責任者

2014年07月03日(木)9:12 am

F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、現在苦境に立たされているセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がフェラーリに移籍することで、自分のF1キャリアに弾みを付けることができるかもしれないと語った。

昨年まで4年連続でF1チャンピオンとなる偉業を達成したベッテルだが、2014年シーズンは思わぬ不振にあえいでいる。そして、それはレッドブルのF1カーのせいばかりではない。事実、ベッテルは今季ジュニアチームのトロロッソから昇格してきた新しいチームメートであるダニエル・リカルドにも後れをとっている始末だ。

だが、ベッテルと親しいことで知られるエクレストンは、ベッテルがその才能を失ってしまったわけではないとし、もっといいクルマを求めて周囲を見渡すことが必要だと語った。

「彼に合うクルマに乗っていたとき、ベッテルは過去4年間ではすべてを勝ち取ってきた」

『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』にそう語ったエクレストンは、次のように続けた。

「そして、彼がまた自分に合うクルマを手にすれば、彼はもっとF1タイトルを獲得するだろう。彼は誰よりも速いよ」

さらに、ベッテルにはチームを変わることも必要だと思うかと尋ねられたエクレストンは次のように答えている。

「もしフェラーリがまた速いクルマを造ることができるとするなら、マラネロへ行くのがいいんじゃないかな」

「彼は最もいいクルマがあるチームへ行く必要があるよ」、とエクレストンは付け加えた。

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