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小林可夢偉「今週末の結果は前向きに受け止めるべき」/F1オーストリアGP決勝

2014年06月23日(月)0:32 am

F1オーストリアGP決勝を終え、ケータハムの小林可夢偉とマーカス・エリクソンが次のようにコメントした。

■【結果】F1オーストリアGP決勝レース、タイム差、周回数、ピット回数

■小林可夢偉「ソフトでのロングスティント作戦がうまくいかなかった」
決勝/16位
「スタートはよくありませんでした。でもそこからばん回し、チームメート(マーカス・エリクソン)とビアンキ(ジュール・ビアンキ/マルシャ)を追い抜きました。最初のスティントはうまく走ることができていました。僕はスーパーソフトでスタートしましたが、14周目にピットインしてソフトタイヤに替えるまでうまく長持ちしてくれました」

「僕たちのもともとの計画は2回ストップで、レース相手としてマルシャに照準を合わせていました。ビアンキが1回ストップ作戦だと分かったので戦略を変更することを決め、2回目のスティントに向かいました。つまりそのソフトタイヤでゴールまで55周を走りきらなくてはなりませんでした」

「残念ながら、その作戦はうまくいきませんでした。ほぼあと10周となったところで、ビアンキを後ろに押さえておくことができませんでした。彼はそのときスーパーソフトを履いていましたから、十分に僕を追い抜くだけの速さを持っていました。チャレンジしてみましたが、今回はうまくいきませんでした。でも、最終的に僕たちは何も失ってはいません。僕たちが本当に戦っていたのは彼とだけでしたからね」

「それでも、今週末はかなり前向きに受け止めるべきです。僕たちのパフォーマンスは直接のライバルたちに対して大きく改善することができましたからね。今週末は信頼性もかなり高くなりましたし、金曜日の夜に行ったセットアップの変更が今日もうまく機能しました。序盤にはかなり簡単に前を行くマルシャを追い抜くことができましたし、差を広げることができていました。金曜日、そしてこれまでの何レースかに比べれば、それはいい兆候ですし、シルバーストン(イギリスGP/7月6日決勝)でももっと改善できることは分かっています。またあそこでレースするのが待ちきれない思いです」

■マーカス・エリクソン「青旗が振られ続けてタイムを失った」
決勝/18位
「今日の自分のレースにはかなり満足できるよ。金曜日には直接のライバルたちとの差はもっと大きかったからね」

「すごくいいスタートができ、2、3台を追い抜くことができた。でも、僕たちはソフトタイヤでの最初のスティントを28周目あたりまで引っ張る計画をしていたから、レース序盤に順位を守ろうとしてタイヤをダメにしてしまいたくなかったんだ。最初のピットストップはよかった。新しいスーパーソフトは10周目くらいまでは本当にいいパフォーマンスを発揮していたけれど、その後性能低下が始まったから、また43周目にピットインしてソフトに履き替え、そして最後まで走ったよ」

「残念ながら、2回目のピットストップで4秒もムダにしてしまったんだ。フェラーリがいたからすぐに出られなくてね。そのために僕はチルトンの12秒後方でコースに戻ることになってしまった。クルマの感触もよかったしその後差を詰めていったけれど、そこから青旗がずっと振られてしまい、それでかなりのタイムを失ってしまった。それもレースの一部だし仕方ないことだけれどね。でも、フリー走行1回目と2回目での結果を考えれば、18位は悪くないよ」

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