2014年F1第8戦オーストリアGPが6月22日(日)、レッドブルリンク(全長4.326km)で3日目を迎え、現地時間14時(日本時間21時)から行われた決勝でニコ・ロズベルグが優勝した。今季3勝目、通算6回目。小林可夢偉(ケータハム)は16位だった。
■【結果】F1オーストリアGP決勝レース、タイム差、周回数、ピット回数
最前列からスタートしたフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのウィリアムズ勢が1周目の攻防を制し、レース序盤は1-2体制を築いて走行を続けた。9番手からのスタートとなったルイス・ハミルトンは、1周目に大きく順位を上げると、すぐに僚友ロズベルグの後ろについた。
序盤は先頭を守っていたウィリアムズ勢だが、ピット戦略などによってメルセデスAMG勢に先行を許す。結局メルセデスAMG勢がモナコGP以来2レースぶりに1-2フィニッシュを飾っている。3位にはボッタスが入っている。ポールからスタートしたマッサは4位に終わった。
5位から10位までは次の通り。5位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、6位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、7位ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)、8位ダニエル・リカルド(レッドブル)、9位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、10位キミ・ライコネン(フェラーリ)。
19番グリッドからスタートした可夢偉は3つ順位を上げて16位で完走している。4年連続チャンピオンのセバスチャン・ベッテルは序盤にまたトラブルが発生しリタイアに終わっている。
次戦、2014年F1第9戦イギリスGPは、7月4日(金)現地時間10時(日本時間18時)に開幕。決勝は7月6日(日)現地時間13時(日本時間21時)にスタートする。