F1オーストリアGP1日目を終え、マクラーレンのジェンソン・バトンとケビン・マグヌッセンが次のようにコメントした。
■ジェンソン・バトン「こういう伝統的なサーキットもすごくいい」
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「僕たちにとっては比較的生産的な1日だった。スーパーソフトではカナダのときと同じようにグレイニングに悩まされているけれど、プライム(ソフト)ではショートとロングのどちらの走行でもいいみたいだ。僕たちは、自分たちのパッケージにはあまり合っていないサーキットでももっと改善を図らないとならないし、僕たちの上にいるチームたちにそれほど離されないようにすることを目指していくよ」
「多分、今夜のドライバーミーティングでは話題に上ることがあると思うよ。ターン8のピットへの入り口は難しいよ。僕はピットインしようとしているクルマの外側を回り込もうと思ったんだけど、そのまままっすぐに進んでしまった。タイヤかすに乗ってしまったからね。そのことについてはちょっと考えないとね」
「それにターン8の出口のところも検討する必要があるよ。4輪ともコースからはずれたほうが速く走れるみたいなんだ。でもそれだと危険なんだ。アスファルトからはずれてしまうし、芝に乗ってしまう前にコースに戻らなくてはならないからね」
「それでも、今日は楽しかったよ。こういう高速サーキットを走るのはいい気分だ。こういうサーキットはもうあまり残っていないからね。すごくゆったりしているし、伝統的スタイルで、うまく組み合わされている。僕たちはモナコや、モントリオールやシンガポールの市街地レースの魅力も大好きだけど、こういう伝統的なサーキットもすごくいいね」
■ケビン・マグヌッセン「高速区間ではそれほど悪くない」
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「最高のサーキットだね。いくつかいいコーナーがあるし高低差の変化も面白いよ。高速コーナーや強いブレーキングが必要な部分もある。こういうたぐいのサーキットは本当に好きなんだ」
「それに、正直に言って、高速区間では僕たちのクルマはそれほど悪くない。明日に向けてはもっと取り組む必要がある部分もいくつかあるけれど、今日は前向きな1日だったよ」
「今日の空力のテスト結果に関してはもっと詳しく調べる必要がある。そうすれば明日までにはどうすればいいか明確な考えも出てくると思うよ。でもクルマの感触はよかったから、僕は前向きだよ」