F1オーストリアGP1日目を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■フェルナンド・アロンソ「予選はスーパーソフトで」
フリー1/3番手
フリー2/3番手
「再びここオーストリアでレースすることができてうれしい。高低差が多くて、運転してて楽しいよ。両セッションとも、キミ(ライコネン)も僕も異なるプログラムで走ったんだ。お互いの全データを照らし合わせて、いちばん効果的だったパーツを選ぶよ。タイヤについては予想したとおりだった。スーパーソフトのほうが速そうだね。予選で使うのは間違いなくこのタイヤだ。でも決勝に関しては、現時点で作戦を決めるのは不可能だ。今日はずっと曇りで、時おり空から水滴も落ちてきた。でも明日とあさっては晴れの予報だから、タイヤの挙動は変わってくるかもしれない。今後晴れるとすれば、何がおきてもおかしくないね。初日からたくさんのファンが駆けつけてくれた。彼らのためにいいレースを見せたいな」
■キミ・ライコネン「ラップタイムまとまらず」
フリー1/11番手
フリー2/11番手
「今日は忙しかったなあ。何年かぶりで帰ってきたサーキットだから、それも当然かな。天気がコロコロ変わったのでフリー走行1回目は走行時間が減っちゃったけど、プログラムを消化することはできた。今日は主に、このレースに向けて持ち込んだ空力パーツを試したよ。フェルナンド(アロンソ)と協力して、互いに別々のセットアップをテストしたんだ。僕はフロント担当で、彼はリアを受け持った。2回目の走行に向けて比較しようと思ってね。午後のほうがマシンの感触はよかったが、グリップ不足だったり、コース上のトラフィックや風などいろんな理由からラップタイムをしっかりまとめることができなかった。それに、最終セクターのタイムも伸びなかった」